京都の伝統ある木版画で作る年賀状
京都の木版画職人工房『竹笹堂』にて、木版画作家 原田裕子が手がけた年賀状シリーズ。一枚一枚手摺りでつくる版画のポストカードは、優しい生成りの和紙の凸凹とした手触りとふんわりとした絵の輪郭が、手摺りならではの温かさを感じます。
2025年の干支「へび」と苺の年賀状(へびいちご)
2025年の干支「へび」と苺を描いた可愛らしい年賀状です。美味しい苺を見つめるへびたちの表情がとってもキュート。新年の挨拶に届くとほっこりしそうですね。
お日様を夢見るへびを描いた年賀状
ポカポカと気持ち良いお天気の日。へびはとぐろを巻いてすやすやと眠りました。「お日様の光は、なんて心地がよいんだろう。怖がられるだけじゃなくて、僕もお日様みたいになりたい」と、へびが願うと…。あたたかな気持ちになるへびの物語を描いた作品です。
木版画作家 原田裕子
竹中木版六代目摺師であり、木版画作家、竹笹堂デザイナーを担う女性木版職人。竹笹堂代表兼竹中木版五代目・竹中健司さんの一番弟子であり、その高い技術と実力が認められ竹中木版6代目摺師を襲名。原田さんの作風の魅力は、柔らかい色合いや、シンプルでありながら広がりのある構図、女性らしい優しい印象のデザイン。これらはコンピューターやCGを使用しない手作業で行われ、伝統ある木版画のあたたかみを感じます。
木版職人 加藤光穂
竹笹堂木版デザイナー、木版スタイリスト。パッケージデザインやフリーペーパーの制作など、紙にまつわる現場で活躍した経験を活かし、現在の暮らしやインテリアにあう木版画や木版雑貨のスタイリングを提案しています。
エシカルポイント
京都にて130年余続く「京版画」(「京都府伝統工芸品」に認定)の技法を未来に繋ぐため、若手職人に高い技術を伝え続けています。現代の暮らしに合う、伝統とモダンが融合する商品デザインを手がけ、木版印刷の新しい可能性を追求し続けています。