京都の伝統ある木版画で作るアートポストカード
京都の木版画職人工房『竹笹堂』にて、木版画作家 原田裕子と加藤光穂が手がけたポストカードシリーズ。一枚一枚手摺りでつくる版画のポストカードは、優しい生成りの和紙の凸凹とした手触りとふんわりとした絵の輪郭が、手摺りならではの温かさを感じます。
和紙特有のあたたかみのある質感と、「京版画」ならではのやわらかな色合いが、趣深い一枚。プレゼントやちょっとした手土産にお気持ちを添えて贈ると、もらって嬉しい便りに。
くるりと舞い降りる雪の結晶を描いた「雪車」
古くから人々に愛されてきた日本の伝統文様と季節のモチーフを組み合わせた、木版画職人 原田裕子が手がける絵はがき。冬の空から舞い降りる雪。その姿を日本の伝統文様である雪輪に見立て、さらに御所車の車輪とミックス。雪輪も御所車も、縁起の良いものとして伝統的な着物の柄に描かれています。
おめで”鯛”!ユーモアある日の出を描いた「日の鯛」
日の丸をおめでたい「鯛」で表した、ユーモア溢れる木版画作家 加藤光穂が手がけた木版画作品。お祝いごとに添えるメッセージカードとして、新年のご挨拶を告げる年賀状として、幅広いシーンでお使いいただけます。
木版画作家 原田裕子
竹中木版六代目摺師であり、木版画作家、竹笹堂デザイナーを担う女性木版職人。竹笹堂代表兼竹中木版五代目・竹中健司さんの一番弟子であり、その高い技術と実力が認められ竹中木版6代目摺師を襲名。原田さんの作風の魅力は、柔らかい色合いや、シンプルでありながら広がりのある構図、女性らしい優しい印象のデザイン。これらはコンピューターやCGを使用しない手作業で行われ、伝統ある木版画のあたたかみを感じます。
木版画作家 加藤光穂
竹笹堂木版デザイナー、木版画作家。パッケージデザインやフリーペーパーの制作など、紙にまつわる現場で活躍した経験を活かし、現在の暮らしやインテリアにあう木版画や木版雑貨のスタイリングを提案しています。
エシカルポイント
京都にて130年余続く「京版画」(「京都府伝統工芸品」に認定)の技法を未来に繋ぐため、若手職人に高い技術を伝え続けています。現代の暮らしに合う、伝統とモダンが融合する商品デザインを手がけ、木版印刷の新しい可能性を追求し続けています。