甘さ控えめ、想いは深く。

 

──glutenfree pâtisserie YURIKO MINATO、静かに広がる美味しさ

流行や派手さではなく、自分の心に静かに響くものを選びたい。LILOCLEスタッフ中橋が出会った、そんなお菓子をご紹介します。

|ふと手に取った一箱の焼き菓子。

過剰な装飾はなく、落ち着いた色味と整った形。口に入れると、派手な甘さはありません。ただ、噛むほどに素材の香りがふわりと広がり、心がすっと静かになるような、そんな余韻。

私が愛してやまない、そのお菓子を手がけているのが、「glutenfree pâtisserie YURIKO MINATO」。白砂糖不使用、グルテンフリーというやさしさに寄り添ったスタイルながら、あくまで自然体。肩肘張らずに、ただ、“ちゃんと美味しくて、体にやさしいものを届けたい”という想いが、静かに、そして確かに伝わってくるのです。

|「おいしさ」と「やさしさ」は、両立できる

湊さんが焼き菓子をつくり始めた原点は、「自分や大切な人が安心して食べられるものがほしかったから」。当時、ご自身の体調をきっかけに、小麦や乳製品を使わないレシピを模索するようになったといいます。

「グルテンフリーって、味気ないって思われがちです。でも、素材を選んで、組み合わせ方を工夫すれば、むしろ素材の味が際立って、豊かになるんです」そう語る湊さんは、さらにこう続けます。
「食べた人がほっとできるような、思わず笑顔になるような可愛らしいお菓子を作りたい、という気持ちも大切にしています」

この言葉に、LILOCLEとしても深く共感しました。制限ではなく、“やさしさの選択”としてのグルテンフリー。おいしさの本質を、丁寧にたどるような菓子作りが、そこにはあります。

|派手さではなく、記憶に残る存在感

YURIKO MINATOのお菓子に通底しているのは、美意識の静けさです。

たとえば、お店の定番「キャロブサンド」。
花のかたちにかたどられた可憐なクッキーで、キャロブというマメ科の植物をサンドしています。その味わいは、まるでチョコレートのよう。でも甘すぎず、どこか素朴で、気がつくと手が伸びてしまう。ひとつ、またひとつと、口に運びたくなるような、やさしく奥行きのある美味しさです。

華美ではないけれど、なぜか心に残る。それはきっと、作り手が素材を敬い、手間を惜しまず、「伝わること」を信じて作っているからなのだと思います。

|贈る人の想いまで、そっと包んで

この焼き菓子を初めて手にしたとき、まず思ったのは「誰かに贈りたくなる」ということでした。

・控えめで整ったパッケージ。
・アレルギーや体質に配慮した素材選び。
・そして、甘さの奥にある“作り手のまなざし”のようなやさしさ。

それはまるで、「あなたのことを思って選びました」と、言葉にせずとも伝えられるようなお菓子です。LILOCLEがセレクトした理由も、まさにそこに。

|共鳴から生まれるつながりを

LILOCLEでは、ただの「お取り寄せ」ではなく、価値観のある暮らしに寄り添うものをご紹介していきたいと考えています。

YURIKO MINATOさんのお菓子は、そうした想いと静かに共鳴してくれる存在です。

「おいしい」だけじゃない。
「体にいい」だけでもない。

その奥にある、作り手の生き方や願いまで、そっと受け取るようなひとときを。そんな気持ちで、お届けできればと思います。


心と体にやさしい、贈りたくなる一箱。ご自身のご褒美に、大切な方への贈りものに、ぜひどうぞ。

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