甘口の概念を打ち破った異色のスター
生産社ドメーヌ・コアペは、ピレネー山脈の麓にある「世界最高峰の甘口ワイン」と認識されるプレステージ・ワイナリーです。フランス国内だけでも無数の高級レストランで愛される極上の甘口を世に送り出すコアペですが、その歴史は意外に浅く、正式なワイナリー設立は1980年。現在のオーナー、アンリ・ラモントゥ氏がわずか一代で築き上げました。ラモントゥ氏曰く、「ファーストヴィンテージから5年後、1985年頃には何とか上手にワインが造れるようになった」と言いますが、そのわずか3年後の1988年には従来の甘口を超える極甘口の生産に成功し、これがボルドーのヴィネクスポで行われた「世界の厳選甘口ワイン」でいきなり5位に入賞することになりました。
最高の大地の恵みを受け、自然に耳を傾け、敬意を持ちながら生きてゆく
この考えを常に胸に抱き、新たな進歩・挑戦に向かうラモントゥ氏。そのためブドウの栽培は減農薬。収穫はもちろん手摘みで行い、カゴも小さなものを使用。さらに、カゴをブドウで一杯にしないようにします。それは、収穫の際にカゴを重ねるので、重ねた部分がブドウと接触して、そこからブドウが傷つくのを防ぐためでもあります。自然の恵みを大切にしながら、ワイン作りへの弛まぬ努力のもと誕生した「バレ・ドクトーブル ジュランソン・モワルー」。仕上げはオーク樽で熟成しているので、上品で心地よい甘さが魅力です。
エシカルポイント:ドメーヌ・コアペによるワイン作り
ジュラソンを拠点とする、世界最高峰の甘口ワインの生産者です。自然からの恵みに敬意を持ちながら生きていくという信条のもと、減農薬に努めるなど、ブドウが栽培された土地の個性を表現するワイン造りを行なっています。
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