作家の息吹を感じる花唐草の染付
一点物の小さな芸術。
京都のうつわ工房「Jiucasca(ジウカスカ)」から、コバルトブルーの花唐草模様が美しい、豆皿が届きました。作家である前田麻美さんが、一つ一つ丁寧に絵付けを施した器は、陶器でありながら、どこかあたたかく、味わいを感じられる作風が魅力。
暮らしに馴染む、Jiucascaの器が魅せる表情を、ぜひお楽しみください。
ハレの日も、日常使いも。
和モダンな佇まい。
特別な日の食卓にお選びいただくことはもちろん、日常使いとしてカジュアルに楽しめるjiucascaの器。お手持ちの和食器や洋食器とのコーディネートもお楽しみください。
3時のおやつを彩る豆皿。
おかず、薬味皿としてだけでなく、旬の果物や甘味、晩酌のおつまみを盛る器としても。
海を渡って花ひらいた、染付の文化
「染付」という焼き物は、白い土で成形した素地の上に、コバルトを主な原料とした絵具で絵付けを施し、その上から透明なガラス釉をかけ焼き上げた陶磁器です。
その歴史は古く、起源は中国の青花磁器に遡ります。魅力的な青と白の磁器は海を渡り、やがて日本にも広がり、独自の表現へと進化していきました。
手に取るたびに感じる、白磁の優しい温もり。染付の器は、そんな日常の中にひそむ小さな贅かもしれません。
Jiucasca(ジウカスカ)の想い
jiucascaの器は、単なる食器ではありません。日常に寄り添う一つの芸術作品として、食卓を彩り、日々の暮らしに優雅なひとときをもたらしてくれる存在だと前田さんは語ります。
それはまるで、長い乾季の後に訪れる微かな雨のように。
一滴一滴が大地に染み渡り、命を再び甦らせるように。器もまた、食卓に生命を吹き込み、心を潤すのです。
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