エチケットで選ぶ
自然派醸造家のオレンジワイン
世界にはブドウ品種は約800種、銘柄は約100万種あると言われているワイン。品種や醸造方法などそれぞれ異なるため、味わいは飲んでみないと分からないこともしばしば。そこでワイン選びの一つの方法としておすすめなのが、エチケット(ラベル)のデザインで選んでみること。
エチケットには、生産者の想いや生産地の風景などが描かれています。「フロクローレ ナランハ」のラベルに描かれているのは、可愛らしい猫かと思いきや、準絶滅危惧種に指定されているネコ科のマーゲイ。自然なワイン造りをする醸造家だからこその思いやりが感じられるエチケットです。
フレッシュな口あたりとミネラルが調和した
バランスの良い味わい
ウルグアイワインは気候上、フレッシュな酸味が特徴と言われています。「フロクローレ ナランハ」はその中でも、火山性物質からできた鉄分を多く含む土壌で育つブドウ品種トレッビアーノとプティ・マンサンを使用し、ステンレスタンクで3ヶ月間熟成し仕上げられています。そのため、フレッシュな口あたりではありますが、ミネラル感や果実の旨味と甘みを凝縮したボリュームのあるアロマティックな香りをお楽しみいただけます。
オレンジワインはフードフレンドリーと言われているので、どのお食事にも合わせやすいですが、「フロクローレ ナランハ」は麻婆茄子やサワークリーム煮などメイン料理とぜひ合わせてみてください。
エシカルポイント
ウルグアイで早くから自然な造りに注目した醸造家・カラウ氏
カラウ氏のワイナリーがあるセロ・チャペウでは、ブドウ畑に自生する酵母を殺菌剤代わりとして使用し、冬の間はブドウ畑に羊を放つことで雑草対策を行っています。また肥料には、収穫後の茎やブドウの搾りカスや羊の糞尿を活用することで、循環型農業として素材を無駄にせず機能させ、サステナブルな農業を実践しています。
その他、使用電力量の削減のためソーラーパネルの設置や、湯掃除に余分な受領を発生させないため極力軽いガラス瓶を使用し、CO2削減に取り組んでいます。