天然精油の香りを楽しめる
蝋素材のフラワーベース
ろう作家として活躍する落合可南子さんの作品、蝋から生まれた花器『 HANATSUTSUWA』のご紹介です。瓢箪型の小ぶりなフラワーベースは、まるでキャンドルのように、精油の香りを楽しむことができ、オブジェとして飾ることもできます。
都会の軒先の花屋さんで見つけた、愛らしい姿の瓢箪に心を奪われデザインしたという、背景のストーリーも可愛らしい、そんな素敵な作品です。
オブジェのように楽しめる、凛とした佇まい。
お花がないときは、オブジェのように飾っておけるため、頻繁にお花を飾る習慣が無い方も扱いやすいフラワーベースです。
蝋ならではの、表面の質感や、柔らかく手にじんわりと馴染む感覚、静かに暮らしに寄り添う独特の空気感をぜひ感じてみてください。
もちろん、一般的な花器のように、お水を注いでご使用いただくこともできます。瓢箪型というユニークなシルエットですが、意外とどんなお花ともマッチしてくれます。束で飾ってボリュームを出すのも素敵ですし、一輪だけでも様になります。難しく考えずに、まずはお気に入りのお花を一つ飾ってみてください。
選べる3種のお色と香り
お部屋の雰囲気に合わせ楽しめる、3種類のデザインをご用意。
■白×翠(No.1 朝光 - ASAKAGE - )
純度の高い透明感のある蝋に、アイスランドモスのプリザーブドフィトを苔に見立てて散らしたデザイン。朝の光をイメージしたウッディで爽やかな香りが、ほのかに広がります。
■白(No.1 朝光 - ASAKAGE - )
自然なままの蝋の色に浮かび上がるアイスランドモスが幻想的なデザイン。どんな空間にも馴染みやすいです。朝の光をイメージしたウッディで爽やかな香りが、ほのかに広がります。
■黒(No.2 此処 - KOKO - )
「松煙墨」という墨と黒の鉱物から作った天然の顔料で染めた、奥深さのあるデザイン。甘さと爽やかさの調和が取れた落ち着きのある香りを楽しめます。
お部屋のアクセントになる、小ぶりなサイズ感
高さ約13cmほどの大きさで、本棚やデスク、キッチン、テレビボードなど、どんなスペースにも飾りやすいです。
和と洋、どちらのテイストの空間にも馴染みやすく、お部屋のアクセントになってくれる存在です。
組み合わせても美しい
一つではもちろん、お色ちがいで並べていただくのも可愛いんです。片方だけにお花を生けるのも素敵。
モノトーンで落ち着いた風合いですので、お手持ちのフラワーベースとも合わせやすいです。
蝋素材の魅力
落合さんが蝋という素材に出会ったのは今から数年前。ご自身の心が疲れきってしまった時、癒しを与えてくれたことをきっかけに、その魅力に夢中になったのだそう。
しかし、蝋という存在は本来は火を灯して楽しむもの。「溶けてしまうのが勿体無い」「火をつけるのが怖い」という声から「灯さないキャンドルがあっても面白いのでは」と思ったのがオブジェや花器を創り始めたきっかけでした。
私が初めて落合さんの作品を手に取った時、写真で見ただけでは気づかなかった「ぬくもり」を感じました。天然色素が生み出した絶妙な色合いと、作品によって変化する蝋の質感。月に咲く花のような、手の届かぬ存在なように見えて、すっと手に馴染む。そしてどこか素朴さも感じる。不思議な魅力を感じたのを覚えています。
一つ一つ手でこねて、丁寧に成形する。形を変え、香りを変え、異素材と組み合わせ、自由自在に着想を形にできる蝋だからこそ、一つ一つ表情の違いを楽しむことができる。落合さんの作品は、私たちの暮らしにやさしく寄り添いながら、そんな蝋の魅力を教えてくれます。